検査実例

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COLUMN #40

土間コンクリートの仕上げ

05,Oct,2018

検査実例


住宅の前面を駐車場にするためにコンクリート舗装をすることが多いと思います。

しかし、このコンクリートの仕上げが非常に厄介です。
というのはコンクリートを流しこむ工事を行う天候により仕上がりが左右されます。
最悪なのはコンクリートを流し込んで平滑に均して、最後の仕上げをおこない、後は乾燥を待つだけという状況で雨が降ることです。また、猫やカラスなどが歩いて足跡をつけてしまう場合もあります。

夏や冬の温度が違う状況でも仕上がりは左右されます。
特に冬は北陸では氷点下になることもあります。
そうなると硬化不良(うまく固まらない)を起こしたりします。硬化不良をおこすと表面がボロボロになることもあります。

コンクリートを均すのは1回で終わりではなく2回以上行います。
まずはコンクリートを流し込んでそれを木ゴテで一旦均します、そのあと完全に硬化する前に再度金ゴテで均します(これを押さえと呼びます)。

2回、3回と繰り返すと光沢のある平滑な仕上げになります。
土間コンクリートであれば1回の押さえが一般的です。
ただし、1回は押さえないといけません。
押さえを行わないと表面がうまく固まらずにボロボロの表面になってしまいます。

実際にそのような状態を見たことがありますが表面の数ミリがポロポロめくれてくるような状況でした。

このような工事を行う施工会社は少ないですが、たまにこのような現場を見ます。