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COLUMN #27

熊本地震を教訓に

17,Apr,2018

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4月14日で熊本地震が発生してから2年経ちました。

熊本地震での住宅の被害について私としては非常に衝撃でした。
2001年に住宅を対象にした構造的な部分の法律が変わりました。
それ以降大きな改正はありませんでしたので、2001年以降の住宅と現在の住宅は同じ基準と言うことです。
しかし、その現在の基準で建てられた住宅は77件も倒壊しているのです。
これは様々な問題が絡み合っているでしょうが、大きくは前回に書いた4号特例とそれによる実際の施工の問題が大きいようです。法基準に対して壁量がギリギリだっと可能性もあります。

また、NHKの番組で「柱の直下率」という単語が世に広まりました。これの問題もあるかもしれません。但し、私は直接的に直下率に問題があることで倒壊したとは考えていません。直下率が要因であれば2階部分が倒壊するはずですが、自分の知る限り殆ど1階が押しつぶされているように倒壊しています。

直下率は直接問題にならないとしても、直下率が低いような設計をしているような会社は耐震について考えて設計していないでしょうから、結果耐震性の低い住宅になっていると考えられます。また、施工についても決められた金物や取り付け方法が管理されていない可能性もあります。

耐震性を考慮した通常の設計と現場の品質管理をきちんと行われていればこのようなことにならないのですが、そのように当然のことができているハウスメーカーや工務店が少ないように感じます。
特に石川県や北陸は地震が少ないため意識が低いのでしょうか。

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