構造・耐震

structure

COLUMN #20

柱の太さと耐震性能

01,Mar,2018

構造・耐震

ハウスメーカーや工務店のチラシやHPで
「すべての柱に4寸(120cm角)の柱を使っているので地震に強い」
というような触れ込みを見ます。

一般的に柱には3寸5分(105cm角)か4寸の柱を使用します。
太い方が強そうだと思いますが、現実ほとんど変わりません。
細かいことを言うと鉛直荷重の負担、めり込み等に微妙な違いはありますが耐震性能とはあまり関係ありません。

いままで書いているように耐震性能は壁量で決まります。
柱が1.5cm太くなろうが変わりません。

もちろん240角の柱となれば話は別で、十分耐震性能に影響します。
そんな柱は昔の伝統的な工法で建てられている住宅ぐらいでしょう。

実際にそれを知っていて、素人はわからないだろうからそのように書いておけばいいだろうと考えているのであればいいですが、本当に4寸の柱は地震に強いと信じているハウスメーカーや工務店ではないと信じたいです。

これから家をたてるのにハウスメーカーや工務店を探している人は柱の太さと耐震性能について聞いてみると良いかもしれません。それでその会社のレベルがわかるかもしれません。