契約

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COLUMN #10

契約書につける図面や見積りはどうすればいい?

22,Jan,2018

契約

はじめに添付資料(図面、見積り)が曖昧だと良くないと書きました。
ではどのような添付資料にすればいいのでしょうか。

まずは図面です。
図面と一言で言っても図面の内容はピンきりです。
単純な平面プランであっても図面ですし、そのまま施工ができるくらいの細かい図面も同じく図面です。
もちろん詳細であることにこしたことはありません。
現実そのような図面で契約しているハウスメーカーや工務店は見たことはありません。
設計事務所が入って設計、監理を別に契約している場合は詳細の図面をつけていることが多いです。

図面の種類としては配置図、平面図、立面図、断面図、建具図面が必要です。これらは確認申請で要求されている図面と同じなので通常は作成します。
話は逸れますが、この程度の図面を作成しないハウスメーカーや工務店は要注意です。
あと別に住設(トイレ、ユニットバス、洗面化粧台、キッチン、照明器具等のカタログから選ぶ商品)のグレード、サイズ、オプション品がわかる資料です。
住設についてはハウスメーカーや工務店の標準仕様があればそれがわかる資料でも構いません。

次に見積書です。
これも今まで見た見積りは杜撰な見積りが多いです。
どのような見積りがいいかというと、各材料などの数量まで記入されていて、各単価も入っている見積りです。
よく、
大工工事一式  ○○○円
外壁工事一式  ○○○円
というような見積りをみかけます。
私は以前設計事務所に勤めていましたが、このような見積りは見たことがありませんでした。しかし住宅業界ではこれが普通に行われていることにとても不安を感じました。
なぜかというと、これでは契約後に変更する場合に施工面積がどれだけ変わって、それに対する単価でいくら変更になるかがわからなくなります。
このようにハウスメーカーや工務店は中身をブラックボックスにすることで、契約後の変更時に金額を調整し易いようにしています。そうして施主がわからないことを良いことに増工事の金額を多く請求したりできるのです。
そのため見積り書は詳細の見積りを出してもらってください。

そのため工事内容を明確にして図面、見積りを添付して契約を行わないと損をする可能性が高いです。

実際に一般の施主が図面や見積りをみても分からないと思います。
そのような場合には私達にご相談ください。
ハウスメーカーや工務店との交渉方法についてもアドバイスできます。

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